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FOCUSの持つ教育理念がわかるブログです。
英語教育に関連する情報や、カナダの教育やカナダでの生活などをまとめています。

  • カナダの英語教師が語る:英語スピーキング上達のためにすぐに取り組める3つのことーイントロ
    カナダの英語教師が語る:英語スピーキング上達のためにすぐに取り組める3つのことーイントロ

    「英語で話せるようになりたい」ーー過去20年間、何千人もの日本人英語学習者の方から聞いてきた声です。英語が話せるようになるコツ、についての書籍や記事や動画が世の中にはこれほどにも溢れているにも関わらず、どうして日本人は海外でまだまだ太刀打ちできないのか。20年以上カナダで実践英語を教えてきた立場から、その理由を考察するとともに、英語スピーキング上達を目指すならばすぐに取り組んでいただきたいことを、まずは3つにまとめてみました。

  • 海外で育つ日系の子どもたち:継承語としての日本語教育3/3
    海外で育つ日系の子どもたち:継承語としての日本語教育3/3

    家族会議では、 「そろそろ漢字がしんどくなってきたかも」と、子ども自身も薄々感じてきていることもわかり、「週末に早起きして学校へ通わせることがしんどくなってきたかも」と、私たち親自身も薄々感じてきていることもわかったのですが、ランドセルの約束にしがみつくように、何かできることはないか…もう少しだけ考えてみることにしました。 漢字経験値を上げる。 そして、どうせやるなら子どもの興味のあるもので。 なんだろう なんだろう ・・・ そして思い切りました。

  • 海外で育つ日系の子どもたち:継承語としての日本語教育2/3
    海外で育つ日系の子どもたち:継承語としての日本語教育2/3

    なぜ天下分け目かというと。現地の日本語学校で導入され始める「漢字の数」がこの辺りから「あ、増えてきたな…」と感じたからです。毎週教科書を読ませて宿題をさせてても、それだけでは漢字学習に「ついていけない」と明らかに感じたのもこの頃です。

  • 海外で育つ日系の子どもたち:継承語としての日本語教育1/3
    海外で育つ日系の子どもたち:継承語としての日本語教育1/3

    今日は『継承語教育』=『海外在住の子どもたちの日本語教育』について少しだけ経験談を綴ってみたいと思います。子どもが生まれた頃は、「まぁ、私が家で日本語話せば、子どもも日本語は話せるようになるだろう」くらいの気持ちでおりました。 一方で自分自身がカナダ人に日本も教えていたので、日本語学校に来ている子供たちを見ながら、「もしかしたら継承後教育って実は思ってるより大変なのかも」とも思っていました。

  • 企業がほしい英語スキルをつけるには
    企業がほしい英語スキルをつけるには

    TOEICで高い点数を持つ社員を雇っていても「英語がきちんと話せる社員がほしい」とおっしゃる企業様は多く、こういった仕事をしているだけに個人的にそういった若者を知らないか?と尋ねられることが多いです。 一方で、海外留学して英語を勉強しようという日本人の多くは、就職の武器にしたい、転職の武器にしたい、とおっしゃいます。 同じ流れに乗っているのに、この両者が出会っても化学反応が起こらないことがあるのはなぜか?それは、企業側がほしいと思っている英語レベルと、留学生が獲得するスキルにギャップがあるからだと考えて

  • 覚えた単語をスピーキングで効果的に活用する方法
    覚えた単語をスピーキングで効果的に活用する方法

    スピーキングで使えるような単語の覚え方を、今日はニュース記事を使って実際にチャレンジしてみたいと思います。 私の単語の教え方ではいつも、【スピード】と【リピート】を重視します。 基本は、【探す→見つける→声に出す→声に出す→声に出す】です。 それでは始めましょう!

  • 覚えたはずなのにスピーキングで単語が使えないのはなぜ?
    覚えたはずなのにスピーキングで単語が使えないのはなぜ?

    使える英単語の数が多ければ、スピーキングも楽しくなります。ボキャブラリービルディングは、英語のテストだけではなくスピーキングの第一歩でもあります。私のレッスンでも必ず導入するボキャブラリーは、重要な土台です。けれどもそう簡単に覚えられない、という難点もありますね。

  • 日本文化をわかりやすい英語で説明するには?
    日本文化をわかりやすい英語で説明するには?

    バンクーバーの日本料理屋さんでも土瓶蒸しなどを出しておられるところもあり、時々地元の友だちに聞かれるんですよね。これ何?と。 こちらに住んでいると松茸に限らず、日本文化について、ポピュラーどころから、細かいところまで、やはり結構聞かれたりします。 七夕って何? 舞妓さんと芸妓さんってどう違うの? 絹ごしと木綿豆腐ってどう使い分けるの? どうして日本人っていつも半笑いなの? 日本にいた時には聞かれなかったようなことも聞かれ始め、さらに「日本人だから知ってるでしょ」という体で答えを待たれるので、なんだかしっかり答えたくなる、という気持ちが湧いてきます。

  • 「書かない」英語の授業:コミュニケーション力育成を目指して
    「書かない」英語の授業:コミュニケーション力育成を目指して

    「先生、ホワイトボードはどこにつけましょうか?」 教室を移動するとスタッフが丁寧に聞いてくれます。先生によってはホワイトボードの位置にこだわる方もいらっしゃるからです。私の答えはいつも、 「どこでもいいよ」 「というか、なくてもいいよ」 なので、新しいスタッフは奇妙な顔をします。 私、授業でほとんど書かないのです。 書くとすると、キリンにしか見えない恐竜の絵とか。

  • 英語教師として大切にしたいことを『坊ちゃん』から再確認
    英語教師として大切にしたいことを『坊ちゃん』から再確認

    学習過程で次のステップに上がるための細かいフィードバックは常に欠かさないようにしています。20年もやっていると 「あの先生、めっちゃ怖いで」(若い子には特に怖く映るのでしょうか…)とか 「クラスで泣く子が出るんやって」(確かに悔し泣きは何度も見ました)とか 「発音教える時、口の中に手入れられるんやって」(それはいくらなんでもないです笑)とか 「ハイヒールで蹴られるんやって」(噂って怖いですね。そんなことしていたら教壇に立ててないです笑)とか 噂は噂を呼び、尾が付き、葉が付き、めぐりめぐって私の元へ帰ってきます。 どんな教師になりたいか、と考えたことは実はあまりないなと感じます。気がついたらこういう教師になっていた、という方が近いです。

  • 私にとって「海外に住む」ことは「かっこいい」ことではなかった
    私にとって「海外に住む」ことは「かっこいい」ことではなかった

    パンデミック後は特に、カナダに移住しようという日本人の数が増えているように思えます。自分のキャリアを生かして移民を目指す方。ご家族で移住を果たされる方。様々です。カナダに来る日本人の多くがきっと、海外生活に対する大きな期待を抱いているのではないかと思います。

  • 中級からなかなか抜け出せない場合に試してみたいこと
    中級からなかなか抜け出せない場合に試してみたいこと

    私はかなり限られた「数週間」というタームの中で、目に見える形でスピーキング力を上げる仕事に携わってきているので、英語の授業を始める前にいつも少し、まずはアイデンティティのお話をするんです。特に中級以上の英語学習者の皆さんには、英語上級話者としての自覚を早く持ちなさいとお話しします。



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