英語で町や建物を説明する!使える単語&表現ガイド【例文付き】


「山に囲まれた小さな町で、閑静な住宅街に住んでます。」「ガラス張りの10階建ての、モダンなビルを探して下さい。」「二階建てで居心地がいい木の家に住みたいです。」さて、英語ですぐに出てきますか??
今回は、「町や建物を説明するときに使いやすい英単語や表現」を、わかりやすい例文つきで紹介します。特に日本人がよく混乱しがちな「two-story / the second floor」の違いも、丁寧に解説していきますね。

町の様子を説明する英語表現

まずは、自分の住んでいる町の雰囲気や特徴を説明できるようにしましょう。

  • town:小さめの町(例:軽井沢のような場所)
  • city:大きな都市(例:東京、ニューヨーク)
  • neighborhood:近所、自分が住んでいる界隈
  • suburb:都市の郊外、住宅地が多い

  • I live in a small town surrounded by mountains.
    (私は山に囲まれた小さな町に住んでいます。)
  • My neighborhood is quiet and safe.
    (私の住んでいる近所は静かで安全です。)
  • I live in the suburbs of Tokyo.
    (私は東京の郊外に住んでいます。)

町の雰囲気を説明するのに、形容詞を覚えておくととても便利ですよ!

英単語意味
peaceful静かで落ち着いた
livelyにぎやかな
crowded混雑している、人の多い
convenient便利な
historic歴史のある
scenic景色が美しい
residential住宅の多い
urban都会の
rural田舎の
  • My hometown is very peaceful with lots of green spaces.
    (私の地元はとても静かで、緑の多い場所です。)
  • Kyoto is a historic city with many temples and shrines.
    (京都はお寺や神社が多い歴史のある都市です。)

建物の外観

英単語意味
modern現代的な
old-fashioned昔ながらの
wooden木造の
concreteコンクリートの
glass-coveredガラス張りの
  • It’s a modern building with a glass front.
    (それはガラス張りの正面を持つ現代的な建物です。)
  • My grandma has an old-fashioned wooden house.
    (祖母は昔ながらの木造の家を持っています。)

「階数」と「間取り」

そしてややこしいのが「何階建の建物」と述べるときと、「何部屋ある」と述べる時。階数と間取りの言い方をご紹介いたします。

● a two-story house

意味:二階建ての家(=1階と2階がある家)。
ここでの「story」は「階数」のこと。階数の数字の後にハイフンを置き、storyを繋げます。ハイフンで繋げて形容詞として使う場合は、複数階の場合でも「story」は複数形にはせず、単数形のままです。
two-story
three-story
a one-hundred-story house =100かいだてのいえ

基本的には 「floor」と同じ意味ですが、「floor=自分が建物の中にいてどの階にいるのか言う時」「story=自分が建物の外からその建物を説明描写する際、それが何階建の構造であるかを言う時」と使い分けましょう。

  • I live in a two-story house with my parents.
    (私は両親と一緒に二階建ての家に住んでいます。)

● on the second floor

意味:二階に
一方こちらは建物の中にいる(もしくはいる視点)の状態で、「二階にキッチンがあります」「ベビー用品は二階にあります」と言う時の表現です。建物の構造を述べるのではなく、まさにその階にいる、という時に使いますね。

なお北米英語では、1階=first floor、2階=second floor と言うことが多く、日本語と同じ感覚ですね。
ただしカナダではイギリス英語が慣例的に残っている地域があるため、(例えばバンクーバーでは)1階=ground floor、2階=first floorと呼ぶ古めのビルも時々あります。表現が違うとは言ってもおそらく「1階違い」くらいなので、行ってみて違ったらもう一階上がったり下がったりしたら、見つかることが多いでしょう!ただ、自分で場所を描写する際に間違うと、相手を奔走させてしまうことになるので要注意⚠️です。

北米英語:1階=first floor、2階=second floor
イギリス英語:1階=ground floor、2階=first floor

  • My room is on the second floor.
    (私の部屋は2階にあります。)
英語意味
one-bedroom apartmentbedroom=寝室が1つですが、これプラスもちろんリビングルームやキッチンがあるので、日本語で言うと「1LDK」のような部屋。
studioドアを開けると1つの部屋しかなく、その片隅にキッチンなどがついているので、日本語で言うと「ワンルーム」。
two-bedroom寝室が2つある部屋のこと。バンクーバーだとthree-bedroomくらいまではマンションである場合もありますが、それ以上になるとやはり一軒家を想像します。
  • I live in a studio apartment near campus.
    (私はキャンパスの近くにあるワンルームに住んでいます。)
  • My house has three bedrooms and a large kitchen.
    (私の家には3つの寝室と広いキッチンがあります。)

建物の周囲や近所

ここまで来ると、建物の周りの表現も学んでしまいましょう!

「近くに」という表現はいくつかありますが、学習者が間違いやすいのが「near」と「nearby」。それぞれいろいろな品詞で使われるため混乱しがちですが、一番簡単なルールとしては【nearは後ろにhere, there, meなどをつけて使う】【nearbyはそのまま使う】と覚えておくと使い勝手が良いです。

このnearは前置詞なので、後ろに名詞を置いて、「near here」=「この近く」、「near me=私の近く」という意味になります。
一方このnearbyは副詞なので、この後ろに名詞が続くことはありません。この単語一つだけで「この辺り・その辺り」という意味になります。

・There is a nice restaurant near here.
(この近くに素敵なレストランがあります。)
・Don’t come near me.
(私の近くに来ないでください。)
・He spoke softly to a couple standing nearby.
(彼は、近くに立っている夫婦に優しく話しかけました。)

その他、使い勝手が良い言い回しとしては、
within walking distance =歩いて行ける距離に
・ All the malls are within walking distance of the station.
(モールは全部、駅から歩いていける距離にあります。)
close by=近くに
・There are schools close by, and you can reach the city centre by tram in 15 minutes.
(学校が近くにあって、街の中心へも路面電車で15分で行けます。)

英語意味
accessibleアクセスが良い
close to the station駅近
public transportation公共交通機関
bus stopバス停
  • The apartment is close to the station and very convenient.
    (そのアパートは駅近でとても便利です。)
  • There’s a bus stop right in front of my house.
    (家のすぐ前にバス停があります。)

「町」や「建物」を説明できるようになると、英会話の幅がぐんと広がります。留学や旅行で「どんな場所に住んでいるの?」と聞かれて、さらっと答えられたらカッコいいしなにより楽しいですよね。

覚えておくと、スピーキングやライティングだけじゃなく、リスニングやリーディングでも役に立つ表現ばかりです。
ぜひ、今日から使ってみてくださいね。


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