日本とカナダの学生によるオンライン協働学習プロジェクト
世界コネクトプロジェクト
“Connect The World” Project


「未来社会」を創造したことがありますか?
フィジカル空間とサイバー空間がうまくつながって
社会・世代を超えて誰もが尊重し合い、
一人ひとりが快適に暮らすことができる社会。
今、私たちは、こんな社会の構築を目指しています(Society5.0について)。

FOCUSの『世界コネクトプロジェクト』では
そんな未来社会を築く力となる若者を育てるため、
インターネットとメタバース空間を使用し、
日英両言語がきちんと使える力
ICTが活用できる力
異文化間コミュニケーションができる力

の育成を目指したオンライン協働学習を運営しております。

ご後援

FOCUSの世界コネクトプロジェクトは。下記の団体よりご後援をいただいております。

世界コネクトプロジェクトとは?

オンライン学習の可能性を極限まで活かし、カナダの学生と繋がって「1ヶ月」に渡る協働学習を行うプロジェクトです。ダイバーシティ社会で育つ同年代のカナダの若者は、日本についてどんな考えを持っているのか。世界をどう見ているのか。教室の中だけでは知り得なかったいろいろな視点に触れながら、これからの社会を作り上げるための力を育成しませんか。

問題解決能力
率先力
異文化能力
英語コミュニケーション力
デジタルリテラシー

▶️学習トピック

世界コネクトプロジェクト第二期では、大阪万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに
・いのちを救う
・いのちに力を与える
・いのちをつなぐ
という3つのサブテーマに基づいて、世界80億人がよりよく生きる未来社会を築こうとしています。
このテーマに沿って、日本とカナダの学生が誰一人取り残されないよりよい未来を作る視点とスキルを養うことを目指し、実践的な協働活動を行います。

第2期トピック

『世界に届け:日本の力・日本の技術』(日本の先端技術、伝統文化、サブカルチャーなど)

▶️プログラム概要

1ヶ月間にわたり、カナダの学生と共に学習します。

【同期活動】
第1回:5月25日(土)10:00-11:30ーーオリエンテーション&グループ分け(Zoom&メタバース)
プロジェクトの目標、進め方、使用デバイス、課題への取り組み方などを参加者の皆様にお知らせいたします。
またカナダからの参加者と日本からの参加者の合同グループを作成し、グループごとのコミュニケーションを開始していただきます。
第2回:6月1日(土)10:00-11:30ーー英語プレゼンテーションワークショップ(メタバース)
本プロジェクトの最終目的であるチームプレゼンテーションに向けて、英語でのプレゼンの仕方について具体的に学習する機会です。英語で上手に話すための実践的レッスンも行います。
第3回:6月8日(土)10:00-11:30ーーチームディスカッション(メタバース)
チームごとにメタバース空間に入り、日英両言語でディスカッションを行います。最終プレゼンテーションへの準備を行なってください。
第4回:6月16日(土)10:00-11:30ーー最終プレゼンテーション(メタバース)
メタバース空間に入り、チームごとのプレゼンテーションを行います。
第5回:考察
参加者のフィードバックをまとめ、次回への課題を見つけます。

【非同期活動】
プロジェクトを完成させるために、上記のイベントとは別に、Google Classroom上では常にチームメイトとコミュニケーションを行っていただきます。

プロジェクトの意義

Focusの『世界コネクトプロジェクト』は3つの特徴があります。
1)継続交流
単発の交流会では得ることができない学習効果を引き出すために、1ヶ月の継続学習プログラムを導入しています。参加学生は自分たちで時間を見つけて、締切までに与えられた課題に取り組みます。
2)協働学習
オンラインで顔を見て話すだけでも楽しいのですが、本プロジェクトは日本とカナダの学生がそれぞれの第二言語を用いて実際にコミュニケーションを図りながら「一緒に作り上げる」協働学習活動を行います。
3)デジタル学習&イニシアチブ
パンデミックを経て、カナダをはじめ世界の多くの国では教育にオンラインが当たり前のように組み込まれるようになりました。プロジェクトの指示出し・指示理解・質問やコミュニケーション・提出物アップロードなど、すべてを自らで率先して期限内に取り組み学習を進める、イニシアチブが問われます。聞きたいことがあった場合教師から質問がないか問われる前に自分で率先して提示する、締切日を自分で確認して催促されなくとも期日までに仕上げるなど、教室で毎日会ってコミュニケーションしているわけではないからこそ、自分で考え動く力が重要となります。

万博プロジェクト第2期日程

▶️開催日程(2024年)

5月25日(土)
6月1日(土)
6月8日(土)
6月16日(土)
全て午前10時から11時半の1時間半。

Google Classroom上での非同期活動と、
メタバース空間での同期活動(プレゼンテーション)を行います。

▶️申込締切

2024年5月10日(水)

▶️お申し込み方法

下記リンク(Google Forms)よりお申し込みページへ移動し、必要事項ご記入後送信してください。
お申し込み後、Focus Education Services (info@focus-education.ca)より、ご登録いただきましたメールアドレスにイベントについてのメールが5月20日までに送信されます。届かない場合はスパムメールもご確認ください。それでも届いていない場合はinfo@focus-education.caまでご連絡ください。 


参加対象者・参加費

▶️参加対象者

日本の中学3年生から大学生で、カナダの学生と英語と日本語を使ったグループワークを通して協働学習をしてみたいという方であれば、どなたでも参加可能です。

「こんなことに興味がある!」という方大歓迎
・日本にいながら実際に英語を使った学習をしてみたい
・カナダの同年代の若者と友だちになりたい
・カナダの学生が何を考えているのか知りたい
・将来国際的な仕事に就きたい
・将来留学を考えている
・ダイバーシティ社会を支える力になりたい

下記の参加者と一緒にプログラムにご参加いただくことになります。
カナダ:
下記の教育機関で日本語を学ぶ学生の皆様
・West Vancouver Secondary School国際バカロレアコース
・Vancouver Japanese Language School
日本:
・大阪学院大学(大阪府吹田市)の国際学部コース

▶️参加費

5,000円/人


第1期報告

プロジェクト参加校

日本:
大阪学院大学(大阪府吹田市)公式サークル「Club KC」(同大学に通う留学生のサポート・交流を主な活動内容とする)の幹部学生研修の一環として取り入れられました。
カナダ:
West Vancouver Secondary Schoolの国際バカロレアコースの一環として取り入れられている他、日本語学校の高校生などが参加。

カナダの高校生13名、日本の大学生12名、合計25名。

第1期トピック

大阪・関西をカナダの友だちに紹介するとともに、カナダ友だちが普段どういった場所で過ごしているのかを知るために、観光ビデオを作成します。旅行会社が一般視聴者を相手にして作る観光ビデオとは異なり、
誰のために作るか(同世代のカナダの友だちのために)
何のために作るか(その友だちが日本に遊びに来たらどこに連れて行きたい場所を紹介するため)
何を伝えるか(自分がいつもそこで何をするのか、何を買うのか、何を食べるのかを中心に、自分の日常生活を伝える)

をはっきりと定めた言語活動です。

使用プラットフォーム

Google Classroom
Zoom

世界コネクトプロジェクト第1期開催報告

第1期スケジュール

登録締切:2023年4月26日
無料発音セミナー:2023年4月30日
動画締切:2023年5月20日
オンライン協働学習:2023年6月25日午前10時

第1期学習報告

日本時間2023年5月から約2ヶ月間に渡り、Google Classroom上で日本とカナダの学生がそれぞれの学習を進めました。『来てや、関西!』 “This is where I live!”をテーマとして、自分の住む街やよく行く場所に実際に足を運んで観光ビデオを作成し、第二言語(日本の学生は英語で、カナダの学生は日本語で)でナレーションを加え、Google Classroomにアップロードしました。

===オンライン上の仮想教室===

Google Classroom上の仮想空間が、生徒たちの「教室」。ここでみんな集い、指示を受け、質問をします。

課題の指示出しや、期日までの課題提出など、すべてオンラインで行われます。

===同期接続クラスで協働学習===

日本時間2023年6月25日午前10時より、Zoom上でオンライン協働学習を開催。
過去2ヶ月に渡り仮想教室でコミュニケーションしてきた日本とカナダの学生が一同に集い、英語と日本語でコミュニケーションしながら動画を作成しました。

===日本語英語のバイリンガル観光動画作成===

カナダの学生は、第二言語である日本語で観光ビデオを作成し、最後に英語で質問に答えます。
日本の学生は、第二言語である英語で観光ビデオを作成し、最後に日本語で質問に答えます。
どちらも両言語を巧みに使いながら、バイリンガル動画を協働作成しました。

===開催の意義===

参加校から以下のような感想が寄せられました。

デジタルリテラシー
Google Classroom上での指示を読んで、自分の意思でスケジュールを立て、期限までに仕上げていくということに日本の学生があまり慣れておらず、今後積極的にデジタルリタラシー向上に取り組んでいきたいと思いました。

英語コミュニケーション力
他の学校の学生に比べ自校の学生のコミュニケーション力が低いことに気づき現実を目の当たりにする機会になりました。今回の経験を通して、学生もスタッフも学ぶことが多かったです。


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